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2023.05.12

バリアブルヘリカルピッチスキャンを用いたアダムキュービッツ動脈と大動脈の同時撮影

  1. AiCE
  2. Aquilion
  3. CT
  4. DICOMデータ有り
  5. VHP(Variable helical pitch scan)
  6. 腹部大動脈瘤

ご紹介頂く先生

齋藤和歩
群馬県立心臓血管センター 技術部 放射線課

 

医療機器情報

CT
Aquilion ONE / PRISM Edition(320列ADCT)(キヤノンメディカルシステムズ株式会社)
ワークステーション
AZE Virtual Place(キヤノンメディカルシステムズ株式会社)
造影剤注入装置
デュアルショットGX7(株式会社根本杏林堂)

 

技術解説

本稿では、キヤノンメディカルシステムズ社製CT装置に搭載されている機能である「バリアブルヘリカルピッチスキャン(variable helical pitch:vHP)を用いることで、アダムキュービッツ動脈と大動脈全体の同時評価を可能としたので、その手法を解説する。

vHPは、あらかじめ設定しておいたヘリカルピッチや撮影線量などのパラメータを、任意の範囲ごとに最大2回まで切り替えながら撮影できる機能である。今回の撮影方法では、2回フェーズが切り替わる3フェーズ設定としている。

通常のアダムキュービッツ動脈の撮影条件、および撮影範囲(図1)をそのままフェーズ2として設定し、その前後のフェーズ1および3のヘリカルピッチをできるだけ高く設定することで、フェーズ2の撮影速度の遅さを補っている(図2、3)。

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