1968年「映像」をキーワードに、産業の平和的発展を目指す産業ジャーナルの拠点を東京・神田和泉町の地に興しました。
翌1969年1月『映像情報』を創刊しました。産業分野の映像・画像技術を追いましたが、早くも4号目の1969年4月号から“医療”が登場します。国立がんセンター病院(当時)の池田茂人先生の「医用X線映画の現状と将来」を筆頭に6論文が掲載されたのを皮切りに、医用画像が脚光を浴びることになります。1975年から『映像情報Medical』『映像情報Industrial』に分冊し、それぞれの分野で映像・画像技術の発展を支え、その応用範囲の拡大に少しは貢献できたのではないかと考えております。
以来52年にわたり、「映像・画像」とともに日本の成長を見つめてきました。医療の世界も飛躍的進歩を遂げ、デジタル化の中で「映像情報」のウェイトは格段に高まっています。私たちは、これからも確かで時代に即した情報をお伝えしていきたいと考えています。
現在、定期刊行物(月刊)として、「『映像情報Medical』を刊行しています。
※『映像情報Industrial』は2019年9・10月号をもって休刊しました。
バックナンバー、関連書籍などの販売は行っております。