2026.06.26
大腸CT検査の品質を支える撮影技術~最新技術を用いた当院におけるプロトコル最適化の取り組み~
- 著 者
- 工藤 晃(順天堂大学医学部附属順天堂医院 放射線部)
大腸CT検査(Computed Tomography Colonography:CTC)は低侵襲かつ高精度に大腸病変を評価可能な検査として近年再評価されている。一方で、撮影技術への依存度が高く、被ばく線量と画質の最適化が重要な課題である。
本稿では、当院におけるDeep Learning Reconstruction(DLR)およびSilver Beam Filter(SB Filter)を活用した撮影プロトコル最適化の取り組みについて検討し、画質を維持したまま被ばく低減を可能とする運用について報告する。
はじめに
大腸CT検査(Computed tomography colonography:CTC)は、低侵襲かつ高精度に大腸病変を評価できる検査として、近年その臨床的有用性が再評価されており1)、スクリーニングや術前検査としてだけではなく、特に大腸内視鏡検査(TCS)での挿入困難例や、高齢者・抗血栓薬服用患者、腸管外病変の同時評価が必要な症例で高い有用性が示されている2、3)。
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