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2025.09.26

小児領域におけるZiostation REVORASの臨床活用

  1. DICOMデータ有り
  2. Opening the future ~医用画像処理のネクストステージ
  3. 動態CT
  4. 小児
  5. 術前支援
著 者
小川泰良(聖マリアンナ医科大学病院 診療放射線技術部)

 

当院では、3D医用画像処理ワークステーション「Ziostation REVORAS」を導入し、画像診断支援の効率化と質の向上に取り組んでいる。

特に、被ばくや検査精度が課題となる小児CT領域において、高度なVR(Volume Rendering)技術や新機能であるレンブラントやトランスペアレンシーを応用することで、高精度かつ空間的理解を支援する画像解析を実現している。

これにより、動的な気道評価を可能にする気道動態CTや、術前の安全確保に不可欠な先天性心疾患の診断・手術支援において、放射線科医と臨床医の連携強化に貢献するとともに、画像処理プロセスの最適化と作成者の負担軽減を両立している。

 

はじめに

医用画像処理ワークステーションは、これまで多くの場面で画像診断や診療支援に用いられており、医療現場において欠かせないツールとなっている。

当院では、ザイオソフト社の新しいコンセプトで開発された3D医用画像処理ワークステーション「Ziostation REVORAS」(以下、REVORAS)を導入して約3年が経過し、現在も順調に稼働している。

放射線科読影室ではすべての読影端末をはじめ、CT室やMRI室など各検査室、さらには循環器内科や脳神経外科の診療室にも設置している。また、全診療科医師が利用可能な端末も読影室に設置しており、いつでも自由にアクセスできる環境を構築している。

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