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2025.09.12

Going Global from Local 市中病院から挑んだISMRM & ISMRT

  1. ISMRM(International Society for Magnetic Resonance in Medicine)
  2. ISMRT(International Society for MR Radiographers & Technologists)
  3. MRI
  4. MRI2026
著 者
小林昌樹(地方独立行政法人 長野市民病院 診療放射線科)

 

国際学会初参加となったISMRM & ISMRT 2025(2025年5月9日~15日、ハワイ・ホノルル)で初めてのポスター発表(ISMRT)を行った。

現地では世界の最新動向に触れるとともに、国内外の医師、研究者、放射線技師と交流をし、今後の臨床・研究に活かせるネットワークを築けた。さらに、国内学会とは異なるダイナミズムを肌で感じ、さらに貴重な学びの機会も得た。

本稿では、挑戦の軌跡と現地で得た学び、そしてハワイで体験した楽しみを振り返る。

 

はじめに

これまで私は、地域医療に従事する放射線技師として、決して多くはないものの国内の各種学会へ参加・発表を重ねてきたが、国際学会への参加・発表は意識しつつも踏み出せずにいた。

しかし、50歳という節目を迎えたことで、「市中病院から世界へ」という長年の思いを夢から現実へ移すタイミングだと感じるようになった。

一方で、国際学会に挑むことは容易なものではなく、地方の市中病院に勤務する中で、研究時間の確保や働き方改革による制限のほか、参加登録費や渡航費などの経済的負担も大きなハードルであった。

それでもなお、地域医療の現場から得られた知見を国際学会で発表する意義は大きく、「市中病院から世界へ」という思いが参加・発表への大きな後押しとなった。加えて、開催地がハワイ・ホノルルであった点も大きなモチベーションであった。

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