循環器領域における血管撮影は、診断からインターベンショナル・ラジオロジー(IVR)に至るまで、幅広い領域を網羅している。一方、適応疾患も冠動脈疾患のみならず、構造的心疾患(Structure Heart Disease:SHD)、不整脈、末梢動脈疾患など多岐にわたる。
そのため、多くの医師、診療放射線技師、その他の医療スタッフにとっても関心の高い分野となっている。診療放射線技師の視点からは、画質と放射線被ばくは重要なテーマと言える。
今回、ITEM探訪という貴重な機会を得たが、各社どの領域に力を入れているのかということに視点を置いて取材を行ったので、報告をさせてもらう。
GEヘルスケアでは、Allia IGS5 Pulseについて紹介していただいた。心血管インターベンションに特化した次世代の血管撮影装置で、特に心臓領域での高画質化と低線量化を実現するために設計されている。
主な特長としては、新たに開発されたX線管が挙げられ、高い陽極蓄熱容量と短いパルス幅と高いピーク出力により、動きのある心臓においてもデバイス等の鮮明な描出が可能となっている。
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