2025.03.28
当院では2022年4月よりザイオソフト株式会社の次世代医用画像処理ワークステーション“Ziostation REVORAS”(以下、REVORAS)を臨床評価を目的にさまざまな脳神経外科領域の三次元画像を作成してきた。
従来のZiostation2に比べ機能の充実、さらに自動処理や追加データ機能により時間的制限からも解放され高精細な三次元画像を作業効率よく作成できるようになっている。
高精細な画像作成には画像処理ワークステーションの機能が重要なことは言うまでもないが、質の高い元データの収集も重要となる。
本稿では当院で行っている3D-CTAの撮影を中心にデータの取得とREVORASでの臨床応用について述べる。
当院では脳神経外科領域における手術支援画像は動脈・静脈の詳細な描出以外に脳神経、腫瘍、小脳テント、脳表等を描出しており、CTでは描出が難しい構造物に関してはMRIや場合によっては血管撮影のデータを用いたマルチデータフュージョン機能を用いたFusion Imageを使用している1)。
この記事は会員限定記事です。
新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です
会員の方はこちら
会員ではない方はこちら
2025.07.30
2025.07.25
2025.07.11
2025.07.11
2025.07.11