左:[演者] 山永隆史(大阪市立大学医学部附属病院)
右:[座長] 水村 直(東邦大学医療センター大森病院)
当施設では1993年5月~2019年3月までの約26年間、GCA-9300Aを使用し、2019年4月よりGCA-9300Rへと更新、稼働して約7カ月になる。本日は、GCA-9300Rで採用した新しい脳血流定量法「IBUR法」、心筋減弱補正「SSPAC法」、その他心筋SPECTのSUVの評価を紹介する。
Dynamic収集を大動脈弓の範囲で2分間行う。上行大動脈に自動的にROI(resion of interest)が設定され、時間放射能曲線(TAC:Time Ac-tivity Curve)を作成、その面積(AUC:Area Under Curve)を算出する。
SPECTでは大脳基底核を含むスライスの脳実質にROIを囲み、カウント を 計 測。AUC、CCF(Cross Calibration Factor)により、脳血流量に関するBUR値を算出する。
15 O水PETを用いた回帰式に同値を代入し、平均脳血流量(mCBF)を算出する流れとなる。Patlakplot法との違いは下記の通りである。
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2021.01.01
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2020.12.01
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