昨今、日本では少子高齢化が問題視されており、実際に1985年には10 .3%であった高齢者(65歳以上)の割合は2015年時点ですでに26 .7 %となり、厚生労働省は2060年には40%程度にまで上昇するという見通しを示した。
それに伴い手術件数も増加している。たとえば大腿骨近位部骨折の発生患者数をみても1987年の53,200人から2012年では175,700人と約3.3倍にも上昇した。
このような日本の状況を鑑みるとき、整形外科においても今まで以上に迅速で正確な手術が求められていることは明らかであり、各医療機器メーカもそのニーズに応えていく必要がある。
本稿では、フィリップスの創業以来からのモバイルCアームにおける挑戦と、最新のフラットパネル搭載型モバイルCアーム『Zenition 70』の整形外科においての有用性を紹介する。
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