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2025.01.10

Imaging Intelligence「Ziostation REVORAS」の実臨床での活用

  1. 3D
  2. AI
  3. TAVR
  4. ワークステーション
著 者
芳賀喜裕(仙台厚生病院 放射線部)

施設情報

仙台厚生病院は、東北帝国大学抗酸菌病研究所の支援施設として、結核の治療を主な目的として開設された。結核の減少と大学からの独立を契機に、1996年からは「選択と集中」と「分担と連携」を経営戦略とし、心臓血管、呼吸器、消化器の3領域に特化し、地域の最終砦として診療を行ってきた。2024年5月より仙台の中心部に3倍の敷地面積で移転し、10年20年先を見据えた医療を提供すべく、「杜の都の次世代型先進病院」をコンセプトとして診療を行っている。

 

はじめに

近年、X線CT(Computed Tomography)検査は装置の進歩が目覚ましく、一度の検査で形態評価・機能評価など多くの診断情報を得られるようになり、画像診断や手術戦略に欠かせない検査となっている。

しかし、得られる情報量が多いため、すべての情報を確認し入手するためには、時間と労力がかかる。また、緊急手術に移行する症例や早期治療が必要な症例においては、短時間での高度な画像解析や画像処理が求められるが、多忙な医師や診療放射線技師の業務負担は多くなっている。

これに対し、厚生労働省では、医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアを推進している。しかし、画像解析や画像処理の習得や品質の担保には教育が重要であるが、一朝一夕でできるものではなく、この業務を担う診療放射線技師はさらに責任と負担が増加している。

 

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