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2023.10.27

心臓MRIにおけるREVORASの使用感と臨床活用

  1. Opening the future ~医用画像処理のネクストステージ
  2. REVORAS
  3. 心臓MRI(CMR)
  4. 画像処理ワークステーション
著 者
福島啓太(杏林大学医学部付属病院 放射線部)

 

近年の心臓MRI検査は高磁場装置の普及や、撮像方法の進歩により形態評価、機能評価、組織性状評価が可能となり、一度の検査で多くの情報を得られるようになった。

この多くの情報から定量評価を正確かつ迅速に行うためには、高度な画像解析を簡便に行うことのできる医用画像処理ワークステーションが求められる。

2022年4月にザイオソフト株式会社が発表したZiostation REVORAS(以下、REVORAS)は「Smart imaging“みる”をシンプル、スマートに」をコンセプトに開発された。本稿では当院での心臓MRI検査のルーチンに沿って、REVORASの使用感と臨床活用を紹介する。

 

はじめに

われわれの所属する杏林大学医学部付属病院は東京都三多摩地区で最大規模(1,153床)を誇る大学病院である。当院は1.5T MRI装置を3台、3T MRI装置を3台有し、1日平均のMRI検査数は70~80件である。

中でも心臓MRIは週に10枠設けている心大血管枠での検査となり、近年では年間250~300件で推移している。そのほとんどを3T MRI装置で行っており、条件付きMRI対応心臓植込みデバイス挿入患者では1.5T MRI装置を用いている。

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