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2022.05.27

【座談会・後編】“包括的心臓CT”を考える―包括的心臓CT実施の前提条件と普及への取り組み―

  1. AMPLIFiED Study
  2. CT Perfusion
  3. FFR(冠血流予備量比)
  4. SOMATOM (参考)キーワード:座談会、包括的心臓CT
  5. ダイナミック心筋血流CT
  6. 包括的心臓CT
  7. 心臓CT(冠動脈CT)
  8. 虚血性心疾患
出席者
北川 覚也(三重大学大学院医学系研究科 先進画像診断学講座)
城戸 輝仁(愛媛大学大学院医学系研究科 放射線医学講座)
栗田 泰郎(三重大学医学部附属病院 循環器内科)
小野寺 崇(東北大学病院 放射線部)

 

FFRを基準にしてCTPを評価することの限界

北川: FFR(fractional flow reserve:冠血流予備量比)は、CT Perfusionの診断能を評価するわかりやすい指標として使われています。栗田先生は、「CT Perfusion の結果に基づいてカテーテル検査をしたが、FFR はそれほど低下してなかった」ということを経験されていますか。

栗田: 先生方が付けてくださる読影結果は、全体の状況を踏まえて書いていただいているので、冠動脈の所見とPerfusionの所見がものすごく乖離しているものはあまりないと思います。ですから、カテーテル検査をしたとしても、所見と大幅に食い違っていることはないという印象です。

FFRとCT Perfusionというのは必ず一致するかと言われると、per vesselとかper lesion で画像診断を見ていくと、難しい側面もあります。でもそこは、もうあまりこだわらずに、最初はゲートキーパーとして、画像診断を臨床的には使わせていただくことが多いです。

北川: 愛媛では、虚血検査の中でCT Perfusionは今、どれぐらいのウエイトになっていますか。

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