2022.05.27
北川: FFR(fractional flow reserve:冠血流予備量比)は、CT Perfusionの診断能を評価するわかりやすい指標として使われています。栗田先生は、「CT Perfusion の結果に基づいてカテーテル検査をしたが、FFR はそれほど低下してなかった」ということを経験されていますか。
栗田: 先生方が付けてくださる読影結果は、全体の状況を踏まえて書いていただいているので、冠動脈の所見とPerfusionの所見がものすごく乖離しているものはあまりないと思います。ですから、カテーテル検査をしたとしても、所見と大幅に食い違っていることはないという印象です。
FFRとCT Perfusionというのは必ず一致するかと言われると、per vesselとかper lesion で画像診断を見ていくと、難しい側面もあります。でもそこは、もうあまりこだわらずに、最初はゲートキーパーとして、画像診断を臨床的には使わせていただくことが多いです。
北川: 愛媛では、虚血検査の中でCT Perfusionは今、どれぐらいのウエイトになっていますか。
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