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2022.01.01

超音波用ファントムの開発をふり返って-乳腺(表在用)小型超音波ファントムの開発について-

  1. ファントム
  2. ファントム開発の歴史とこれから
  3. 画像診断機器の羅針盤
  4. 超音波検査
カテゴリ
臨床論文
情報提供元
櫻井正児(六本木ヒルズクリニック)

 

はじめに

乳腺超音波検査におけるファントムを用いた精度管理(品質保証)のはじまりは、平成11~14年厚生労働省がん研究助成金の計画研究「50歳未満の適正な乳癌検診のあり方に関する研究」(主任研究者 国立名古屋病院 遠藤登喜子)の分担研究課題として「マンモグラフィと超音波機器の精度管理に関する研究」(分担研究者 聖マリアンナ医科大学 福田 護)により始められた。

引き続き厚生労働省がん研究助成金「乳癌検診の精度および効率の向上に関する研究」(主任研究者 東北大学大学院 大内憲明)その後、日本乳腺甲状腺超音波医学会の精度管理研究班(班長 川崎医科大学 中島一毅、聖マリアンナ医科大学病院 櫻井正児)が中心となり研究が続けられた。

当初の研究目的は、ファントム画像を用いて乳癌検診を行う超音波診断装置、探触子の基準を作成することであった1,2)

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