乳腺超音波検査におけるファントムを用いた精度管理(品質保証)のはじまりは、平成11~14年厚生労働省がん研究助成金の計画研究「50歳未満の適正な乳癌検診のあり方に関する研究」(主任研究者 国立名古屋病院 遠藤登喜子)の分担研究課題として「マンモグラフィと超音波機器の精度管理に関する研究」(分担研究者 聖マリアンナ医科大学 福田 護)により始められた。
引き続き厚生労働省がん研究助成金「乳癌検診の精度および効率の向上に関する研究」(主任研究者 東北大学大学院 大内憲明)その後、日本乳腺甲状腺超音波医学会の精度管理研究班(班長 川崎医科大学 中島一毅、聖マリアンナ医科大学病院 櫻井正児)が中心となり研究が続けられた。
当初の研究目的は、ファントム画像を用いて乳癌検診を行う超音波診断装置、探触子の基準を作成することであった1,2)。
この記事は会員限定記事です。
新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です
会員の方はこちら
会員ではない方はこちら
2025.07.30
2025.07.25
2025.07.11
2025.07.11
2025.07.11