2021.09.24

術前のfMRIマッピングは脳腫瘍切除術の合併症を減らす：システマティックレビュー・メタアナリシス

カテゴリ

神経疾患
原文タイトル

Can Preoperative Mapping with Functional MRI Reduce Morbidity in Brain Tumor Resection? A Systematic Review and Meta-Analysis of 68 Observational Studies
ジャーナル名

Radiology
年巻号ページ番号

2021 August, Radiology 300: 338
著者

Licia P. Luna
所属

Russell H. Morgan Department of Radiology and Radiological Science, Division of Neuroradiology, Johns Hopkins Hospital, 600 N Wolfe St, Phipps B100F, Baltimore, MD, USA

背景

機能的MRI（fMRI）などによる脳機能のマッピングは、機能的に重要な部分の脳腫瘍の摘出を容易にし、神経学的後遺症を減らすことができると期待されている。Johns Hopkins HospitalのLunaらは、システマティックレビューにより、脳腫瘍患者を対象に術前fMRI等を実施し、術前ないし術中のfMRI等を用いた脳腫瘍切除の有用性を検討、術後の臨床指標を報告した観察研究を特定し、メタアナリシスを実施した。

この記事は会員限定記事です。

新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です

会員の方はこちら
会員ではない方はこちら

新着記事