2024.08.06
近年Dual Energy CT(DECT)が登場し、spectral解析や各エネルギーレベルに対するCT値を用いることで物質を弁別できる可能性が報告されている。
また、肝臓疾患において肝炎ウイルスが関与しない非アルコール性脂肪肝炎(MASH)が注目されている。MASHの診断は肝生検がゴールドスタンダードであり、脂肪・線維化等の評価が必要である。肝生検は侵襲性が高く、それに変わる低侵襲な評価が求められている。
われわれはDECTのeffective-Zを用いることによって肝臓組織の変化を評価できることを報告してきた。しかし、effective-Zは値が変化すると異なる物質になってしまうことから、effective-Zの精度が問題となった。そこで本研究は、Liver Phantomを用いてDECTにおけるeffective-Zの肝臓組織の変化精度を検証した。
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