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2023.02.24

胸部~下肢CTAに対する2断面Test Injection法を用いた造影タイミングの最適化

  1. Aquilion
  2. CT
  3. CT血管造影(CTA)
  4. DICOMデータ有り

ご紹介頂く先生

関根麻生
メディカルスキャニング川崎

医療機器情報

CT
Aquilion Lightning/Helios i Edition(キヤノンメディカルシステムズ株式会社)

技術解説

当院では胸部大動脈から下肢動脈までを必要とする造影CT検査のオーダーが多くある。個々の違いや撮影者の違いに対する影響を軽減し、タイミングをずらすことなく膝窩動脈まで描出するために2断面Test Injection法を実施しており、その詳細について紹介する。

2断面Test Injection法では、造影能を担保するために、上行大動脈レベルと膝窩動脈レベルの2ヵ所でモニタリングを行い、最適な造影タイミングを計っている。

下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)では高度石灰化を呈するケースも多く、体格等による造影不良が避けられないケースも存在する。その場合には、造影と単純データから非剛体位置合わせとサブトラクション技術を応用した、CE Boostを用いて、コントラスト改善を行っている。

本稿では2断面Test Injection法による撮影とCE Boostについて解説する。

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