Magic Glassとはフィリップスの装置に付属している画像表示方法であり、視覚化を向上させるため現在の画像に重ねて表示できるウィンドウをいう。通常は冠動脈CTにおいてウィンドウ内にエンハンス処理をかけることで、ステント・カルシウムの描出や評価向上を目的として使用されることが多い(図1)。
図1:Magic Glassの利用
本来2D画像同士を重ねて使用されるが、実際にはVR画像同士やMIPなど他の画像処理法を重ねることも可能である。これにより、短時間で簡易的に画像作成が行える。
そこで、CTの画像処理に不慣れな技師や若手技師が携わることもある夜間の救急業務や緊急手術支援画像へMagic Glassを利用できないか模索したので報告する。
大動脈解離症例を用いて、実際の画像作成方法を紹介する。
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