各撮影プロトコルにおいてScan Typeが異なっている点に着目し、Scan Typeのみの違いによる手関節撮影での腱描出能向上を模索したので報告する。
Scan Typeは、通常の撮影画面では変更できず、Exam Card作成時のみに撮影部位に適したものを選択するが、詳細なプロトコル処理内容はユーザにも公開されていない(図1)。
図1:Scan Typeについて
Scan Typeは、通常の撮影画面では変更できず、Exam Card作成時のみに撮影部位に適したものを選択するが、詳細なプロトコル処理内容はユーザにも公開されていない。
Body、Brain、Sinus/Facial/Orbit(以下Sinus )、Knees、Shoulderの5つのScan Typeの画像をそれぞれ比較検討した。撮影条件は同一だが、Brain、Sinusでは当院の手関節撮影の軟部組織描出に使用しているB Filterが選択できないため、類似しているUB Filterを使用した。
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2025.08.22
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