ワークステーションの発展に伴い、簡易に3D画像の提供が可能になった。そのため放射線技師の手間が省略され、術前検査などの手術支援画像に時間を割くことが可能となった。
手術支援画像作成にあたり、ワークステーションの技量以外にCT撮影・造影プロトコルの適宜調整が作成する部位により必要となる。今回は大腸がん術前検査について撮影プロトコルと手術支援画像の作成について、当院の検査方法を紹介する。
大腸がんの手術支援画像作成で重要なのは早期動脈相と静脈相である。早期動脈相は細部までの動脈描出を目的とし、造影剤のコントラストを強調するため、管電圧を100kVと低電圧を用いて撮影している。
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2025.08.22
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