当院における循環器領域の4DCTはキヤノンメディカルシステムズ社製320列Area Detector CT(ADCT)の160mm volume scanによる利点を生かし、continuous scanで心電図上のR-R間隔1周期分のデータを収集して0~95%の位相を5%ごとに再構成するシネ撮影、または造影剤をボーラス注入し必要な時相の循環動態を経時的に撮影するダイナミック撮影の2通りの撮影を行っている。
本稿では、成人先天性心疾患(Adult Congenital Heart Disease:ACHD)や胸部外科術後等における肺・体循環の評価に有用な心電図同期4Dダイナミック撮影について解説する。
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2025.08.22
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