2026.08.07
中等度の狭窄による冠動脈疾患では、血流予備量比(FFR)の測定による虚血の証明に基づく血行再建の適応判定が推奨されている。従来のFFR測定ではプレッシャーワイヤーの操作や最大充血薬の投与を要するなど、実装上の難点もあった。
オランダErasmus University Medical CenterのDaemenらは、三次元定量的冠動脈造影から得られたvessel FFRに基づく血行再建の非劣性を証明するため、ヨーロッパ37施設の慢性・急性冠症候群を呈する中等度の(狭窄度30-80%)冠動脈病変を有する患者を、vFFRガイドまたは従来のFFRガイドへと割り付け、1年複合エンドポイントを評価する国際共同ランダム化非劣性試験、FAST III試験を実施した(n=2,235)。
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