2026年6月6日(土)第6回GE HealthCare CT CONSORTIUM全国ユーザ会をWeb形式で開催した。GE HealthCare CT CONSORTIUM(以下 GEHC CT CONSORTIUM)の“CONSORTIUM(コンソーシアム)”とは、“共同事業体”という意味を持っている。
GE HealthCareとユーザとのつながりを深め、共により良い医療を築き上げるために、全国のユーザ会の代表世話人によって運営されている。
GEHC CT CONSORTIUMはコミュニケーション部門と教育 &エビデンス部門の2部門で構成されており、コミュニケーション部門は、カスタマーチーム(ユーザから改善リクエストと開発アイデアを募集し、GE HealthCareと協業して製品化に導く)と、イメージコンテストチーム(Revolutionize CT Image Contestを運営する)の2チームで構成されている。
また、教育&エビデンス部門は、検査の普及や標準化を目指してDual Energy CTに特化したGSI CommunityとCardiac Communityで構成されている。
全国ユーザ会とImage Contestの概要
第6回 GE HealthCare CT CONSORTIUM全国ユーザ会では主にコミュニケーション部門であるカスタマーチームとイメージコンテストチームが中心となって、全国のユーザへ向けて1年の集大成を報告する場となっている。
本コンテストには現在、General部門、Cardiovascular部門、Dual Energy部門、Idea部門の4部門があり、すべての部門に応募することができる。応募作品は、まずユーザからWebで投票いただき、各部門の上位3位の作品がノミネートされる。
その後、決戦会が開催され、ノミネートされた代表者による5分間のプレゼンテーションを経て、優秀賞・最優秀賞が決定される。
また、全応募作品の中から、GEHC CT Applicationの視点で「特にユーザの皆様に紹介したい作品」を表彰するアプリ賞と、初応募者の中から優秀な作品を表彰するDebut賞が設けられた。
第6回大会の受賞作品
今回は4部門で計54作品もの応募があり、ITEM2026にて最優秀賞、優秀賞、アプリ賞およびDebut賞が発表された。最優秀賞を受賞された方々が、GE HealthCare日野本社に招かれ、授賞式の後、それぞれの受賞作品について講演を行った。
今回の作品においては特に臨床で難しいとされる症例に対し、自施設の装置の特長を理解し、試行錯誤と工夫によって最大限に活用することで叶えることのできた4作品となった。
ここでは各部門の最優秀賞ならびにアプリ賞、Debut賞を受賞された6名の論文を紹介する。
■General部門
【最優秀賞】
・横山拓斗 (手稲渓仁会病院 診療技術部)
「volume scanを用いた頸部Kinematic 4D-CTA」
■Cardiovascular部門
【最優秀賞】
・上西貴大(広島市立広島市民病院 放射線技術部)
「小児心臓CT simulated ECG撮影の有用性」
【Debut賞】
・中村聡志(JA長野厚生連 佐久総合病院 佐久医療センター)
「マルチモダリティによる非造影TAVI術前検査と大動脈弁石灰化スコア評価について」
■Dual Energy部門
【最優秀賞】
・中島広貴(手稲渓仁会病院 診療技術部)
「Adamkiewicz動脈完全攻略 GSIとAdvantage Workstationを用いた術前支援画像の作成」
【アプリ賞】
・菊地隼人(宮城県立がんセンター 診療放射線技術部)
「“見えない骨転移”を“見える”に変えたGSIの力」
■Idea部門
【最優秀賞】
・山本隆史(青森県立中央病院 放射線部)
「Link機能を用いた下肢CTAにおける可変Pitch撮影」
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