舌骨関連頸動脈障害(hyoid bone-related carotid artery stenosis)は、舌骨や甲状軟骨などの頸部骨格構造が内頸動脈へ反復して接触・圧迫することで、一過性狭窄や血管壁障害を生じる比較的まれな疾患である1~3)。
近年では、骨構造による動的な血管圧迫を評価するためにDynamic CTAを応用した報告もみられる4、5)。しかし、症状が頸部回旋や嚥下などの動作に伴って誘発される場合には、静的画像では病態を十分に評価できない場合がある。
症例は81歳男性。左優位の頸動脈狭窄症で経過観察中、頸部回旋時および嚥下時に一過性脳虚血発作(TIA)を認めた。MRAおよびDSAでは左内頸動脈狭窄を認めたが、症状との因果関係は明らかではなかった(図1)。

図1 MRAおよびDSA画像(左優位の狭窄を確認)
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2026.07.24
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