2025.07.11
乳腺組織の割合が高い高濃度乳房を有する女性は乳がんのリスクが高く、マンモグラフィの検出感度が低くなるため、MRIや超音波検査など補助画像モダリティの併用が検証されてきた。2023年のメタアナリシスは、MRIが、補助的な検診モダリティとして超音波検査・デジタル乳房トモシンセシス(DBT)よりも優れていることを明らかにしたが、短縮MRI(abbreviated MRI)や造影マンモグラフィの利点は十分に検証されていない。
イギリスUniversity of CambridgeのGilbertら(BRAID)は、高濃度乳房を有し、マンモグラフィが陰性であった50~70歳の女性を、同国10施設の検診に招待し、短縮MRI、自動全乳房超音波検査(ABUS)、造影マンモグラフィ、補助画像検査なし(標準ケア群)の4群へと割り付けるRCTを実施し、第一ラウンドの中間結果を報告した。
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