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2024.12.27

直腸がん術前TNTの効果判定をMRIで 手術不要な患者を高精度で特定:OPRA試験の二次解析

  1. MRI
  2. TNT
  3. 直腸がん

背景

欧米では、直腸がんで術前化学放射線治療(CRT)に加え、術前化学療法を行うTotal Neoadjuvant Therapyの採用が拡がっているが、TNTが奏効した患者では手術なしの経過観察(Watch-and-Wait)は可能なのか。
OPRA試験はこの問いに答えるべく行われた第2相ランダム化比較試験であり、II期・III期の直腸腺がん患者(n=324)に対し、導入化学療法後の化学放射線治療(INCT-CRT)、または化学放射線治療後の地固め化学療法(CRT-CNCT)を割り付け、その後の腫瘍奏効評価に基づいて直腸間膜全切除術(TME)か経過観察を行った。
アメリカMemorial Sloan Kettering Cancer CenterのWilliamsらは、同試験の二次解析として、病期再分類(restaging)のためのMRIによる腫瘍学的アウトカムの評価能力を検討し、TNT後の残存病変の特徴を同定した。

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