2024.11.08
近年、立て続けに発表された臨床試験の結果は、主幹動脈閉塞(LVO)・大梗塞を伴う脳卒中患者では、最終健常確認時刻から24時間以内であれば血栓除去術が有効であることを示している。しかし、これらの試験では、患者選択にCT灌流画像やMRIを用いており、一般的な脳卒中の診断画像検査である単純CTによる患者選択が可能かは不明であった。
アメリカTexas Stroke InstituteのYooらは、単純CT撮影で大梗塞(ASPECTS 2-5)を呈する発症24時間以内の前方循環系LVO患者を、血栓除去デバイスによる血管内治療または通常の内科的治療へと割り付け、90日後の機能的アウトカムを比較する適応的ランダム化試験、TESLA試験を実施した(n=300)。
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