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2024.11.08

MRIを用いた前立腺がん検診で臨床的に重要でないがんの検出を半減:GÖTEBORG-2試験

  1. MRI
  2. 前立腺がん
  3. 標的生検
  4. 過剰診断
  • カテゴリ
    泌尿器疾患
  • 原文タイトル
    Results after Four Years of Screening for Prostate Cancer with PSA and MRI
  • ジャーナル名
    The New England Journal of Medicine
  • 年巻号ページ番号
    2024 September, NEJM 391: 1083
  • 著者
    Jonas Hugosson
  • 所属
    Departments of Urology, Institution of Clinical Sciences, Sahlgrenska Academy, University of Gothenburg, the Departments of Urology, Sahlgrenska University Hospital, Gothenburg, Sweden

背景

GÖTEBORG-2試験は、スウェーデンの50~60歳の男性(N=37,887)を定期的なPSA(前立腺特異的抗原)検査へ招待し、PSA値が3 ng/mlを超えた参加者において前立腺MRIを実施後、系統的生検に加えてMRIで認められた病変への標的生検を行うグループ1、MRI標的生検のみを行うグループ2、PSA値が1.8 ng/ml以上でMRIを行うグループ3へと1:1:1で割り付け、検診アルゴリズムの過剰診断への影響を検討するRCTであった。以前の報告では、MRI標的生検グループで過剰診断のリスクが半減すること、その代償としてごく少数の患者では中リスク腫瘍の検出が遅れることを明らかにしている(https://doi.org/10.1056/NEJMoa2209454)。
スウェーデンSahlgrenska University HospitalのHugossonらは、同試験における、2回目以降の検診も含めたデータの更新と、MRI標的生検への切り替えの有効性・安全性について報告した。

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