2024.10.25
後腹膜痛症候群(retroperitoneal pain syndrome)は、膵がんやその他の上腹部臓器がんなどでしばしばみられる、腹腔神経叢の関与する難治性疼痛であり、腹腔神経叢のブロックや神経破壊は代表的な介入となるが、十分な鎮痛効果が得られないという報告もある。
イスラエルSheba Medical CenterのLawrenceらは、世界5ヵ国8施設の、Brief Pain Inventory short formによる平均疼痛レベルが5-10で、膵がん・腹腔動脈起始部を含むその他の腫瘍を有する患者を対象に、腹腔神経叢への外部照射(25 Gy)を行い、疼痛完全奏効・部分奏効を評価する第2相試験を実施した(n=125)。
この記事は会員限定記事です。
新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です
会員の方はこちら
会員ではない方はこちら
2025.08.22
2025.08.22
2025.08.22
2025.08.22
2025.08.08