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2024.08.23

神経回路の地図がパーキンソン病初期の灰白質萎縮を予測する

  1. パーキンソン病
  2. 脳コネクトーム

背景

脳コネクトーム(brain connectome)は、高度な神経画像技術を用いて脳内の神経接続を地図化したもので、疾患の理解と治療法の開発における役割が期待されている。
イタリアIRCCS San Raffaele Scientific InstituteのBasaiaらは、2012~2023年に単施設で軽症PD患者(n=86)と健常対照参加者(n=60)を募集し、PD患者では3次元T1強調MRIにより領域ごとの灰白質萎縮をベースラインから3年間測定、健常対照者では拡散テンソル画像と安静時の機能的MRIにより機能的・構造的脳コネクトームを構築した。
その上で、疾患曝露(Disease Exposure)指数を、健常対照者におけるすべての結合領域の機能的・構造的結合と、PD患者における結合領域の萎縮の重症度との関数として定義し、1年後・2年後の灰白質領域ごとのDE指数と、2年後・3年後の萎縮の進行との相関関係を評価した。

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