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2024.05.10

低出力集束超音波(LIFU)による脳領域刺激で疼痛が和らぐ

  1. 低出力集束超音波(LIFU)
  2. 島皮質
  3. 疼痛
  4. 集束超音波(FUS)

背景

島皮質は、疼痛患者で活性化が認められる、疼痛知覚に関連した脳領域である。疼痛の調整における重要なターゲットとみなされているが、大脳皮質の奥まった位置にあり、非侵襲的にアクセスすることは困難であった。
アメリカFralin Biomedical Research Institute at Virginia Tech CarilionのLegonらには、低出力集束超音波(LIFU)による島皮質への照射が疼痛を修飾しうるかを検証するため、23名の健康被験者を対象とした擬似ランダム化研究を実施した。
被験者は1日目にMRI・CT検査を受けた後、2~4日目にLIFUを用いた前部島皮質(AI)刺激、後部島皮質(PI)刺激、シャム(偽)治療の下、侵害的熱刺激を与えられ、心拍数・脳波・心電図・皮膚電気反応の変化に及ぼすLIFUの影響が評価された。

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