2024.02.22

18F-Dopamine PETによる心筋ノルアドレナリン量がパーキンソン病を予測する

カテゴリ

神経疾患
原文タイトル

Cardiac noradrenergic deficiency revealed by 18F-dopamine positron emission tomography identifies preclinical central Lewy body diseases
ジャーナル名

The Journal of Clinical Investigation
年巻号ページ番号

2024 January, J Clin Invest 134: e172460
著者

David S Goldstein
所属

Autonomic Medicine Section, Clinical Neurosciences Program, Division of Intramural Research (DIR), National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS), Molecular Neurogenetics Section, National Human Genom

背景

パーキンソン病（PD）やレビー小体型認知症（DLB）などのレビー小体病（LBD）は、臨床的に症状が現れた時点で既にかなりの神経変性が進行しており、早期にこれを同定するバイオマーカーが求められている。PD・DLBでは、同時に交感神経伝達物質ノルアドレナリンの不足が認められるが、この低ノルアドレナリン状態が発症に先行するかどうかは不明である。
アメリカNIHのGoldsteinらによるNINDS PDRisk studyは、Webサイトを通じてリスク因子情報を提供した参加者のうち、3つ以上のリスク因子を報告し、電話面接と施設でのスクリーニングを受けた34名において、1.5年間隔で最大7.5年あるいはPDと診断されるまで、連続で心臓¹⁸F-dopamine陽電子放出断層撮影（PET）を実施し、¹⁸F-dopamine PETのLBD予測能を評価した。

この記事は会員限定記事です。

新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です

会員の方はこちら
会員ではない方はこちら

新着記事

「映像情報Medical」サイトへのアクセスありがとうございます。

本サイトは、国内の医療関係者（医師、技師、看護師等）を対象に、
様々な情報を提供させていただくことを目的としております。

新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です

一般の方や、国外の医療関係者に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

あなたは医療関係者ですか？

映像情報Medicalのご利用にあたってをご確認の上、対象の職種をクリックしてください。

: 医療関係者でない場合は、会社概要ページへお進みください。