2024.01.27
磁気共鳴画像(MRI)検査は、放射線被曝を抑える必要がある小児患者にとって重要な画像検査モダリティであるが、撮影に長い時間がかかること、大きな騒音を伴うことから、小児での撮影には困難が伴い、鎮静が用いられることも少なくない。
イギリスUniversity of SheffieldのThompsonらは、小学生を対象としたコンセプト調査、その親を対象としたMRI意識調査などをもとにプレイキット(ボール紙で作られた組み立て式MRIスキャナの模型、この紙製スキャナにスマートフォンを差し込んだ上で撮影を擬似体験できる拡張現実[AR]アプリ、さらにボール紙で作られた仮想現実[VR]ヘッドセットと仮想空間上でMRIスキャナ内に入ることができるアプリ)を開発した。
開発されたおもちゃは、非患者でのユーザーテストの後、小児患者(n=13)と保護者により試遊され、最終的なMRI撮影の前後にはインタビューも行われた。
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