2023.12.08
乳がんのマンモグラフィ検診では、10%以上が陽性(要精密検査)と判定されるものの、大半は精検によって偽陽性(異常なし・良性)であることが判明する。しかし、過去の研究では、偽陽性となった場合でも陰性の場合と比べると、乳がん発症リスクが高いことが示唆されている。
スウェーデンKarolinska InstitutetのMaoらは、同国で1991年から2017年にマンモグラフィで偽陽性となった女性45,213名と、年齢・その他の因子でマッチングされた偽陽性歴のない対照女性452,130名において、長期的な乳がん罹患率・死亡率を比較し、関連する因子を検討する集団ベースのマッチング・コホート研究を実施した。
乳房濃度についてのデータを含む、Karolinska Mammography Project for Risk Prediction of Breast Cancer studyの偽陽性女性1,113名・対照女性11,130名も研究に含まれた。
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