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2023.10.27

精神疾患ごとの脳の変化は特定の領域よりもネットワークに現れる

  1. MRI
  2. 精神疾患

背景

精神疾患を有する患者では、脳の特定領域で灰白質体積(GMV)の減少がみられることがあり、過去数十年、さまざまな疾患を対象にGMVの変化がマッピングされてきた。しかし、多大な努力にもかかわらず、病態生理学的な理解は進んでおらず、臨床的に意義のあるバイオマーカーも欠けている。
オーストラリアMonash UniversityのSegalらは、自閉症スペクトラム障害(ASD)患者202名、注意欠陥・多動性障害(ADHD)患者153名、双極性障害(BP)患者228名、うつ病(MDD)患者161名、強迫性障害(OCD)患者167名、統合失調症(SCZ)患者383名、およびこれとマッチングされた健常対照者1,465名のMRIデータを14件の研究から取得し、各個人のGMVが規範モデルに基づく予測値から、どの程度逸脱しているかを評価した。また、逸脱のみられた脳領域と他領域の機能的結合、機能ネットワークへの埋め込みを検討した。

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