2023.10.13

読影レポート作成の優先順位付けをAIが支援、肺塞栓症患者の結果待ち時間を短縮

カテゴリ

その他
原文タイトル

Radiologist Worklist Reprioritization Using Artificial Intelligence: Impact on Report Turnaround Times for CTPA Examinations Positive for Acute Pulmonary Embolism
ジャーナル名

American Journal of Roentgenology
年巻号ページ番号

2023 September, Am J Roentgenol 221: 324
著者

Kiran Batra
所属

Department of Radiology, University of Texas Southwestern Medical Center, 5323 Harry Hines Blvd, Dallas, TX 75390, USA

背景

画像検査が陽性であっても、オーダーした医師に結果がタイムリーに伝えられなければ、介入の遅れに繋がる。AIツールによる読影ワークリストの優先順位変更支援は、脳内出血での読影所要時間を短縮するという結果がある（https://doi.org/10.1148/ryai.2020200024）。
アメリカUniversity of Texas Southwestern Medical CenterのBatraらは、肺造影CT検査（CTPA）で肺塞栓症（PE）が検出された場合に、その患者を読影ワークリストの最上位に再配置するAIツールが導入された施設で、CTPAの読影レポート作成に要する時間が、導入前後でどのように変化したかをレトロスペクティブに検証した。

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