2023.01.13

認知症患者のアミロイドPET陽性率は人種により異なる

カテゴリ

神経疾患
原文タイトル

Racial and Ethnic Differences in Amyloid PET Positivity in Individuals With Mild Cognitive Impairment or Dementia: A Secondary Analysis of the Imaging Dementia-Evidence for Amyloid Scanning (IDEAS) Cohort Study
ジャーナル名

JAMA Neurology
年巻号ページ番号

2022 November, JAMA Neurol 79: 1139
著者

Consuelo H. Wilkins
所属

Department of Medicine, Division of Geriatric Medicine, Vanderbilt University Medical Center, Nashville, TN, USA

背景

アミロイドβ蛋白やタウ蛋白の存在は認知機能の低下を予測し、アルツハイマー病治療の標的ともなっているが、これらのバイオマーカーにおける人種背景は十分明らかではない。
アメリカVanderbilt UniversityのWilkinsらは、軽度認知障害（MCI）・認知症によりアミロイドPET検査を受けたメディケア患者を対象とした多施設研究Imaging Dementia-Evidence for Amyloid Scanningでの二次解析を行い、アミロイドPETの陽性率が人種・民族によって異なるか検証した（n=17,107）。

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