2022.10.28

虐待による骨幹端損傷とくる病による異常は明確に区別できる

カテゴリ

その他
原文タイトル

Radiologists' Diagnostic Performance in Differentiation of Rickets and Classic Metaphyseal Lesions on Radiographs: A Multicenter Study
ジャーナル名

American Journal of Roentgenology
年巻号ページ番号

2022 December, Am J Roentgenol 219: 962
著者

Boaz Karmazyn
所属

Department of Radiology and Imaging Sciences, Indiana University School of Medicine, Riley Hospital for Children, 705 Riley Hospital Dr, Rm 1053, Indianapolis, IN, USA

背景

古典的骨幹端損傷（CML）は児童虐待における特異性の高い所見として知られるが、一部の専門家は、これをビタミンD欠乏症（くる病）に起因するものと主張している。
アメリカIndiana University School of MedicineのKarmazynらは、くる病（25-ヒドロキシビタミンDが20 ng/mL未満, n=70）または児童虐待によるCML（n=77）の診断を受けた、2歳未満の小児で撮影された膝のX線画像を、8名の放射線科医により、独立にレビューし、両疾患の鑑別可能性を評価した。

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