2022.03.25

ATM/CHEK2/PALB2病的バリアントを有する女性では30代からの乳がんMRI検診が有効か

カテゴリ

婦人科疾患
原文タイトル

Breast Cancer Screening Strategies for Women With ATM, CHEK2, and PALB2 Pathogenic Variants: A Comparative Modeling Analysis
ジャーナル名

JAMA Oncology
年巻号ページ番号

2022 April, JAMA Oncol 8: 587
著者

Kathryn P. Lowry
所属

Department of Radiology, University of Washington, Seattle Cancer Care Alliance, Seattle, WA, USA

背景

乳がんにはBRCA1/2以外にも発症リスクを上昇させる病的バリアントが知られており、早期からの乳がん検診、乳腺MRIを併用した検診が推奨されている。University of WashingtonのLowryらは、CISNETの確立された乳がんマイクロシミュレーションモデルと、CARRIERSコンソーシアムのデータから推定された年齢別乳がんリスクに基づいた比較モデリング解析を行い、1985年にアメリカで生まれたATM/CHEK2/PALB2病的バリアントを有する女性をシミュレートし、マンモグラフィ・MRI検診の利益と害を推定した。

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