2021.12.24

UKLS試験が低線量CT肺がん検診のベネフィットを確認

カテゴリ

呼吸器疾患
原文タイトル

Lung cancer mortality reduction by LDCT screening: UKLS randomised trial results and international meta-analysis
ジャーナル名

The Lancet Regional Health – Europe
年巻号ページ番号

2021 November, Lancet Reg Health Eur 10: 100179
著者

John K. Field
所属

Department of Molecular and Clinical Cancer Medicine, Institute of Systems, Molecular and Integrative Biology, University of Liverpool, 6 West Derby Street, Liverpool L7 8TX, UK

背景

肺がんのリスクが高い個人に対する低線量CTを用いた肺がん検診は、アメリカのNLST試験やオランダ・ベルギーのNELSON試験などで死亡率低下の効果が認められている。イギリスUniversity of LiverpoolのFieldらは、2011～2013年にかけて質問票調査により肺がん高リスクとされた50～75歳の個人を、低線量CT検診に1回招待する群または検診を行わない群へと割り付けるランダム化比較試験UKLSを実施した（n=4,055）。

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