2026.07.31
United Imaging Healthcare Japan(株)(東京都千代田区 以下UIH)は、次世代デジタルPET/CT「uMI Panvivo」の国内1号機が、画像診断専門クリニックであるさいたまセントラルクリニック(さいたま市大宮区)にて臨床運用を開始したことをお知らせする。
さいたまセントラルクリニックは2009年の開院以来、PET/CT検査を軸とした総合がん検診と、地域医療機関からのがん精査目的のFDG-PET検査を数多く手掛け、PET/CT装置1基あたりの年間検査件数は国内トップクラスを誇る。今回のuMI Panvivo導入により、これまで培われてきた高精度な画像診断に、さらなる検査時間の短縮と画質の向上が加わることになる。
uMI Panvivoは、219 psのTOF時間分解能、2.9 mmのNEMA空間分解能、181 cps/kBqの高い実効感度を実現したデジタルPET/CT装置である。優れた検出性能により、短時間収集や低線量検査を可能にしながら、微小病変を高精度に描出する。AI画像再構成技術「uExcel DPR(Deep Progressive Reconstruction)」は、ノイズを効果的に抑制するとともにコントラストを向上させ、低線量・短時間撮像においても高画質を実現する。これにより、高い検出感度と相まって、微小病変の検出性能をさらに向上させる。さらに、水冷設備を必要としない空冷式のコンパクト設計を採用し、設置性の向上とランニングコストの低減を実現した。加えて、uAI Vision 3Dカメラをはじめとするインテリジェントな撮像支援機能により、検査の自動化とワークフローの効率化を支援し、検査品質の均一化にも貢献する。
頭部PET検査では、撮像中の被検者のわずかな体動により画質が劣化し、読影に影響を及ぼすことがある。uMI Panvivoに搭載された頭部体動補正機能(NeuroFocus)は、撮像中の体動を検知・補正することで、体動由来のアーチファクトを低減し、体動前のデータに近い高精細な画像を得ることを可能にする。認知症診断領域をはじめとした脳PET検査における画質の安定化に貢献する機能である。
TOF技術とAI技術を組み合わせた画像再構成(TOF(+) AI(+) DPR)により、従来機器と比較して短い収集時間であっても、リンパ節転移巣など小さな病変の高い検出能を維持できることが確認されている。上記の画像は、従来型PET-CT装置とuMI Panvivoによる撮像画像の比較である(被検者へ説明のうえ同意を得て、FDG投与1時間後に従来装置-uMI Panvivoの撮像を実施)。uMI Panvivoの再構成画像は、1ベッドポジションあたり30秒・45秒・90秒の各収集データを抽出して作成している。従来機器では描出が難しかった左内胸リンパ節の確認には、最低でも45秒/ベッドの収集が必要であるとの結論に至った。さらに5mm以下の微小病変をより確実に描出するため、現在の日常臨床では従来機器(180秒/ベッド)の半分にあたる90秒/ベッドで収集を行っている。今後は、Panvivoの高い感度と空間分解能を活かし、投与量(MBq/kg)と収集時間の最適な組み合わせについて検討を重ねることで、診断能の向上に加え、被検者の検査負担軽減、被ばく線量の低減、さらには検査稼働効率の向上にもつながることが期待される。
UIHは今後も「uMI Panvivo」をはじめとする先進のデジタルPET/CT技術を通じて、がん検診・診療の現場に高精細で負担の少ない画像診断ソリューションを提供し、多くの患者さまへ質の高い医療を届けられるよう努めていく。
さいたまセントラルクリニック
TEL:048-658-3741(代表)
HP:https://www.saitama-cc.or.jp/
マーケティング&ビジネス部 鍛治
TEL:03-6868-3324
Email:uihjapan@united-imaging.com
HP:https://ja.united-imaging.com/

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