2025.04.09
・高感度フラットディテクターによる高解像な画像で術中の意思決定をサポート
・広いCアームのフリースペースと奥行きで、操作性を向上
・直感的な操作で術中のワークフローを向上しながら手術の目的に適した画像を提供
・モニタートロリーを53%軽量化し、手術スタッフの身体的負荷を軽減
シーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長: 櫻井 悟郎、以下シーメンスヘルスケア)は、整形外科や泌尿器科など幅広い診療科に向け、高画質なイメージングとコストパフォーマンスを両立した、FD搭載モバイルCアームイメージングシステムのエントリーモデル「Cios Fit FD」(シオス フィット FD)を4月9日より販売する。
高齢化による医療費の増加に伴って診療報酬の増額が難しい中、物価高騰も相まって、現在の日本の病院経営は非常に苦しい状況に置かれている。また、医療従事者の不足は日本でも深刻な問題になっており、業務の効率化や働き方改革に貢献する製品・サービスが求められている。モバイルCアームイメージングシステム「Cios Fit」は、整形外科手術や泌尿器科など幅広い診療科に向け、こうした課題に対応すべく、高画質なイメージングとコストパフォーマンスを両立し、直感的でシンプルな操作により手術室の稼働率向上に貢献するエントリーモデルとして2023年4月に導入されている。
この度、従来のX線検出方式であるイメージインテンシファイア((I.I.: Image Intensifier)に加え、フラットディテクター(FD)方式を採用した「Cios Fit FD」をエントリーモデルのラインアップとして新たに追加することで、お客様のニーズに合わせて検出方式を選ぶことが可能になる。「Cios Fit FD」は、高解像で鮮明な画像により、外科医の正確な術中の意思決定をサポートするとともに、広いCアームのフリースペースと内径や直感的な操作が可能なインターフェースで、操作性や術中のワークフロー向上に貢献する。また、モニタートロリーを従来比53%軽量化したことで、手術スタッフの身体的負荷を軽減する。
Cios Fitシリーズの中で今回新たに高感度フラットディテクターを搭載し、様々な手術の術中撮影に対応できる2.5 lp/mmの高い空間分解能で、歪みがなく、解像度の高い画像を提供する。静止画だけでなく、動いている状態の解剖学的構造も高解像な画像で確認することができ、外科医の正確な術中の意思決定をサポートする。
Cアーム内の作業スペースを、73cmの奥行きと従来品(「Cios Fit」「Cios Select」および「Cios Select FD」)より長い82.5cmのフリースペースで広く確保することで、手術台との干渉を少なくすることに加え、人間工学に基づいたレバーの配置、片手で操作が可能なCアーム操作部などにより、操作性を向上する。
「Cios Fit」および「Cios Fit FD」は、ピクトグラムを用いたタッチパネルを搭載し、直感的な操作で、手術部位に適したX線量や画像の見え方をワンタッチで選択することができる。細かな画像調整を行うことなく輝度やコントラストが自動で最適化され、手術の目的に適した画像を得ることができる。
「Cios Fit」および「Cios Fit FD」は、モニタートロリーを従来品(「Cios Select」および「Cios Select FD」)と比較して53%軽量化したことで、手術室内や手術室間の機器の移動に関する手術スタッフの身体的負荷を軽減する。
シーメンスヘルスケアは、モバイルCアームイメージングシステムのラインナップを拡充することにより、お客様の幅広いニーズに応えながら、より多くの患者さんに向けた質の高い医療の提供に貢献していく。
「Cios Fit FD」の製品ページはこちら:
https://www.siemens-healthineers.com/jp/surgical-c-arms-and-navigation/mobile-c-arms/cios-fit-with-fd
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