2024.12.18
株式会社OPExPARK(東京都品川区、代表取締役社長兼 CEO 本田泰教)は、医療現場の負担軽減と手術教育の効率化を目的に、手術記録システム「OPeDrive」の専用編集ソフトウェア「OPeDrive VE」の大規模アップデートを実施した。今回のアップデートにより、手術動画の編集がさらに直感的かつ効果的になり、教育効果の高い手術動画の作成が可能となった。
最大4画面同時録画
術野および周辺機器の映像を同時に録画することで、手術の全体像を記録可能。ハンディカムによる俯瞰映像を追加することで、医学生や若手医師、メディカルスタッフへの教育に有用な多視点動画を生成する。
音声によるしおり挿入機能
手術中に音声で挿入されたしおりが、リアルタイムで文字起こしされ、テキストデータとして記録される。これにより編集時間を大幅に短縮し、ダイジェスト動画の迅速な作成を実現する。
スムーズな動画編集
記録システムから編集用端末へのデータ転送が容易で、専用ソフト「OPeDrive VE」を使えば、症例データの効率的な管理と編集が可能。
今回、この専用ソフト「OPeDrive VE」について、大規模なアップデートを行った。
今回のアップデートでは、以下の新機能を追加し、UIデザインを全面的に刷新した。
新機能
図形(アノテーション)を簡単挿入
しおりごとに任意の図形を挿入し、字幕テキストと組み合わせてアノテーションとして活用することができる。
動画画面上に自由なラインを描き込むことができ、手術のポイントを直感的に強調することが可能。
字幕の表示時間や再生開始位置の設定
従来はしおりの開始時点から字幕の表示、音声の再生がされていたが、それぞれの開始位置や表示時間を自由に設定することができるようになった。
匿名化領域の挿入
プライバシー保護や不要な情報のマスキングのための黒塗り矩形領域を、時間範囲を指定して自由に描画することができるようになった。
UIアップデート
症例再生画面のUIを一新し、編集エリアでのしおりの挿入時間範囲やアノテーションの表示時間範囲などが直感的に操作できるようになった。
しおりに紐づいた字幕や図形ごとに編集が可能となり、編集作業が効率的になった。
今回のアップデートにより、教育効果の高い手術動画を簡単に作成できる環境を整備した。これにより、医学生や若手医師への教育効果が向上するだけでなく、医療従事者の時間的負担を軽減し、働き方改革にも寄与する。
同社は今後も医療現場のニーズを反映した製品開発を続け、より効率的で効果的な手術記録・教育システムの提供に努めていく。
製品についての詳細やカタログのご希望は以下のお問い合わせ先から。
お問い合わせ先:system-support@opexpark.co.jp
OPExPARKは、いつでも・どこでも最先端の手術を学習できる教育コンテンツの撮影・編集・配信を通じて、医師教育のDX化を推進している。また、手術映像およびOPeLiNK取得データをリアルタイムで伝送し、専門医が遠隔地から現場の執刀医による診断・手術に助言・アドバイスを行う等、病院のDX化に向けた取り組みを実施しており、国内外の医療の質向上に貢献している。
[会社概要]
会社名:株式会社OPExPARK
本社所在地:東京都品川区東品川2-2-8 スフィアタワー天王洲 CW棟2階
設立:2019年6月21日
代表者:本田 泰教
事業内容:手術情報融合プラットフォームの開発と販売、医師限定手術教育ウェブサービス
URL:https://www.opexpark.co.jp/

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