株式会社東陽テクニカ(以下、東陽テクニカ)は、国内で販売を手掛ける整形外科デジタルプランニングツール「mediCAD」について、導入施設数が2024年1月時点で200 施設に達したことを発表した。
高齢化が進む日本において、変形性関節症という関節にある軟骨のすり減りにより、痛みが発生する病気を持つ患者が年々増加している。この治療法として、人工関節置換術や、関節を温存して術後も高い活動性を保持する骨切り術の採用が増えている。
このような手術では、医師の負担を軽減しつつ、良好な術後成果を得るために正確な術前計画が重視されており、東陽テクニカは、この術前計画を支援するソフトウェアとして、2019年11月に「mediCAD」の国内販売を開始した。
昨今では、病院内の電子化に伴い、画像診断用のX線フィルムレス化が進む中、整形外科の分野でも術前計画用ソフトウェアを採用することでフィルムレス化を実現している。
チュートリアル動画に従うだけで、人工関節置換術や骨切り術などのワークフローに沿った術前計画ができるソフトウェアである。
人工関節置換術の術前計画では、120 社以上のインプラントメーカの人工関節テンプレートデータに対応したライブラリから、即座に目的のデータを選択することができる。複雑なフローであっても正確、迅速に計画を進めるためのさまざまな機能を備え、医師をサポートする。
・股関節、膝関節、膝周囲骨切り術、外傷、肩関節、足関節のモジュールを実装
・120社以上の人工関節テンプレートデータを実装する充実のテンプレートライブラリ
・操作ナビゲーションによる簡単なプランニング
・簡単骨切り、アライメント自動矯正、計測手順セットなどの補助ツールによる迅速なプランニング
・金属球を自動認識する拡大率補正機能により、正確な計測を実現
・東陽テクニカの豊富な実績による、既存の院内システムとのシームレスな連携
・製品名:整形外科デジタルプランニングツール「mediCAD」
・製品 Web サイト:
https://www.toyo.co.jp/medical/products/detail/medicad2D.html
(医療従事者向け)※医療機器販売名:整形外科デジタルプランニングツール mediCAD 認証番号:303ADBZX00010000
▪問い合わせ
株式会社東陽テクニカ
https://www.toyo.co.jp/
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