2022.07.25
放射線治療装置および関連システムを取り扱う株式会社バリアン メディカル システムズは、2022年8月28日(日)13時30分から17時30分にかけて、全国10ヵ所の会場をWebで繋ぎながら、医療関係者の皆様にVarianのいま(革新的ながん医療技術とソリューションの“最先端情報”)をお伝えする約4年ぶりの大規模現地開催イベント「Varian Oncology Summit 2022」を行う。
「Varian Oncology Summit」では、各領域のExpertの先生方による、お使いの機器に関するTipsの紹介やパネルディスカッションを行う。
*現地開催を予定していたが新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、オンライン開催に変更となった。
変更後の詳細は以下よりご確認ください
日時:8月28日(日)13:30~17:30
開催形式:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申込み方法:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_FOmPLF2jQuynL8RMs7X6YQ
申込み締切:なし
オンライン開催への変更について:https://varian.widen.net/s/t6wf6kglgt/varian-oncology-summit-an-nei-onrain-kai-cui_2022nian8yue28ri-kai-cui
そして、2022年4月より京都大学医学部附属病院にて日本国内第1号となる高線量率(HDR)密封小線源治療装置「BRAVOS™アフターローダーシステム」の臨床使用が開始されたことを発表した。
「BRAVOS」は5年以上の研究に基づき開発され、他のVarian製品とも親和性が高く統合化されたシステムで、小線源治療の手順をよりシンプルに、ワークフローの効率化に貢献する製品である。
密封小線源治療は、局所的に高線量を照射することができ、周囲の正常な臓器への線量の低減にも貢献することができる。
「BRAVOSアフターローダーシステム」は、付属のCamScale(カムスケール)を使用し、線源停止位置の精度を管理するなど、安全性に配慮した機能を提供するとともに、Varian製リニアックと同様にリモートメンテナンスシステムであるSmartConnect™(スマートコネクト)を使用して、病院の装置を遠隔でサポートすることが可能である。
また、Eclipse™の最新Version16.1による小線源治療計画は、輪郭描出とアプリケータの再構成を共通のソフトウェアにより同時進行で行うことができ、スムーズなデータの統合に加え治療計画時間の短縮に貢献。
リニューアルされた最適化アルゴリズム「VEGO」により、各線量制約に基づき効率的に最適化処理を行うことが可能である。
2022年4月より、日本国内第1号となる高線量率(HDR)密封小線源治療装置「BRAVOS™アフターローダーシステム」の臨床使用を開始した京都大学医学部附属病院の放射線治療科教授・溝脇尚志先生は、以下のように述べ、期待を寄せている。
「BRAVOSの国内第1号機の導入となったが、医師、物理士、技師、看護師のスタッフ間の連携により、2022年4月28日に無事治療を開始することができた。
当院では、すでに治療計画装置であるEclipseを実臨床で運用していることから、BRAVOSの小線源治療計画装置BrachyVisionの運用をスムーズに進めることができた。
特にClinicalGoalの設定は、治療計画時においての目標値との比較・評価が明確になり、有効に活用している。
線源の停止位置を自動で解析するCamScaleを利用し、より効率的で安心のできる小線源治療を提供することが可能となった。
新しいアプリケータの導入、使用に加え、将来的に視野に入れている不均質補正を考慮した線量計算や外照射との合算による線量分布の最適化なども含め、小線源治療に対して新たな試みに取り組んでいきたい」
BRAVOSの詳細
http://www.varian.com/ja/products/brachytherapy/afterloaders-applicators/bravos
同社では、放射線治療を幅広くカバーできる製品群をこれからも提供し、小線源治療や外部照射を含む放射線治療全体を包括的にサポートしていくとしている。
▪問い合わせ
株式会社バリアン メディカル システムズ
http://www.varian.com/ja
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