2025.09.12

一度のMRIだけから脳の老化を測定

MRI
老化

カテゴリ

その他
原文タイトル

DunedinPACNI estimates the longitudinal Pace of Aging from a single brain image to track health and disease
ジャーナル名

Nature aging
年巻号ページ番号

2025 August, Nat Aging 5: 1619
著者

Ethan T Whitman
所属

Department of Psychology and Neuroscience, Duke University, Durham, NC, USA

背景

老化によって引き起こされる疾患リスクを理解し、老化を遅らせる介入を検証する上で、個人差が大きい老化速度を正確に測定する必要性が高まっている。
アメリカDuke UniversityのWhitmanらは、ニュージーランド・ダニーデンで1972～1973年に生まれた集団代表サンプル1,037名を出生から45歳まで追跡し、バイオマーカー測定を行ったDunedin Studyにおいて、45歳時点で撮影された単回のT1強調MRIデータ（n=860）を用い、生物学的老化速度（Pace of Aging）を推定するDunedinPACNIを開発した。

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