2024.11.22

化学療法歴のないmCRPC患者での177Lu-PSMA-617：PSMAfore試験

カテゴリ

泌尿器疾患
原文タイトル

177Lu-PSMA-617 versus a change of androgen receptor pathway inhibitor therapy for taxane-naive patients with progressive metastatic castration-resistant prostate cancer (PSMAfore): a phase 3, randomised, controlled trial
ジャーナル名

The Lancet
年巻号ページ番号

2024 September, Lancet 404: 1227
著者

Michael J Morris
所属

Genitourinary Oncology Service, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, NY, USA

背景

¹⁷⁷Lu-PSMA-617による放射線リガンド療法は、VISION試験において、アンドロゲン受容体シグナル経路阻害薬（ARPI）およびタキサン系化学療法による治療歴を有するPSMA陽性の転移性去勢抵抗性前立腺がん（mCRPC）患者の生存期間を延長することを示している。
アメリカMemorial Sloan Kettering Cancer CenterのMorrisらは、ヨーロッパ・北米の74施設で、タキサン系化学療法歴がなく、ARPIにおいて進行をみたPSMA陽性mCRPC患者を、6サイクルの¹⁷⁷Lu-PSMA-617静注、またはARPIの変更へと1：1で割り付け、放射線学的無増悪生存期間および安全性エンドポイントについて比較する第3相RCT、PSMAfore試験を実施した（n=468）。

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