2024.08.09

GPT-4で読影レポートに含まれるミスを検出する

カテゴリ

その他
原文タイトル

Potential of GPT-4 for Detecting Errors in Radiology Reports: Implications for Reporting Accuracy
ジャーナル名

Radiology
年巻号ページ番号

2024 April, Radiology 311: e232714
著者

Roman Johannes Gertz
所属

From the Institute of Diagnostic and Interventional Radiology, Faculty of Medicine, University Hospital Cologne, University of Cologne, Kerpener Strasse 62, 50937 Cologne, Germany

背景

ChatGPTのような大規模言語モデル（LLM）の医療応用は既に様々に試みられており、放射線科領域では、自由記述形式の読影レポートを構造化レポートに変換したり、結論セクションを自動生成する等、読影レポート作成における応用が検討されている。
ドイツUniversity of CologneのGertzらは、2023年の6月から12月に同大学病院で実施されたX線撮影・断層撮影の読影レポート200件を収集し、このうち100件に計150個の一般的なエラー（脱落・挿入・スペルミス・側性ミス・その他）を挿入、これらを参照標準として、上級医・担当医・研修医2名ずつとGPT-4（ChatGPTの最新モデル）のエラー検出能力を比較した。

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