2024.04.26
冠動脈石灰化(CAC)スコアは特に冠動脈疾患(CAD)の検査前確率が低い患者における診断・予後予測に有用であるが、症状を有する患者でのリスク評価に用いることができるかどうかは明らかではない。
ドイツCharite-Universitatsmedizin BerlinのBiavatiらは、DISCHARGE試験の事前指定サブグループ解析として、単純CTにおけるCACスコア(0、1~399、400~)の主要有害心血管イベント(MACE:心筋梗塞・脳卒中・心血管死亡)に対する予後的価値を評価した。
DISCHARGE試験は、世界16ヵ国にて検査前確率が中程度で侵襲的冠動脈造影(ICA)が要請された安定胸痛患者(n=3,561)を対象に、CT群またはICA群へと割り付け、3.5年時点でのMACE率を比較したRCTである。
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