2024.02.09
後腹膜腫瘍(肉腫)は後腹膜腔に発生する軟部組織腫瘍の総称で、肉腫の10%ほどを占め、四肢の肉腫よりも予後が悪い。組織型と悪性度の情報を得るため針生検が推奨されているが、サンプリングバイアスが生じやすい。
イギリスInstitute of Cancer ResearchのArthurらは、ロンドンRoyal Marsden Hospitalで手術を受けた原発性後腹膜脂肪肉腫/平滑筋肉腫の成人患者のうち、造影CT画像が利用可能な患者(n=170)をレトロスペクティブに特定し、この発見コホートにおいて組織型と悪性度を予測するCTベースのラジオミクス分類モデルを開発した。
さらに、第3相STRASS試験で募集された後腹膜脂肪肉腫/平滑筋肉腫患者の独立コホート(n=89)において、このモデルを検証した。
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