2023.11.24

過去の非同期CTから得られた心血管石灰化スコアで術後リスクを評価する

カテゴリ

心疾患
原文タイトル

Existing Nongated CT Coronary Calcium Predicts Operative Risk in Patients Undergoing Noncardiac Surgeries (ENCORES)
ジャーナル名

Circulation
年巻号ページ番号

2023 October, Circulation 148: 1154
著者

Daniel Y Choi
所属

Leon H. Charney Division of Cardiology (D.Y.C., D.H., S.D.M., N.D., J.S.B., R.D., N.R.S.), New York University Grossman School of Medicine, New York, NY, USA

背景

心電図同期CTによって評価された冠動脈石灰化（CAC）は、周術期の心血管系リスク予測に役立つが、一般に非心臓手術時には、CT冠動脈造影や心電図同期CTによるCACスコアは得られないことが多い。
アメリカNew York UniversityのChoiらは、急性期医療センター4施設で心臓以外の外科手術を受けた45歳以上の患者で、手術の1年以内に非同期胸部CTを受けたことのある患者を特定し、非同期CT画像に基づいて評価されたCACの重症度と周術期の重大イベント（MCE,；術後30日以内の死亡・心筋梗塞）との関連を検討した（n=2,554）。

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